ゲイツ氏出資のテラパワーが6.5億ドル調達、原子炉建設で来年承認か

米実業家ビル・ゲイツ氏が出資する原子力ベンチャーのテラパワーは18日、創業者のゲイツ氏や半導体メーカーのエヌビディアのベンチャーキャピタル部門などが参加する資金調達ラウンドで6億5000万ドルを調達し、来年には40億ドル規模のナトリウム原子炉建設で認可を取得できる見通しだと発表した。
評価額その他の資金調達条件は明らかにしなかった。
原子力発電は風力や太陽光よりクリーンで確実な代替エネルギーと目されている。
約10年にわたって関心が低かったものの、人工知能(AI)ブームを背景とするデータセンターの電力需要増加で急速に注目が高まっている。
テラパワーの原子炉はワイオミング州の石炭火力発電所跡地に設置される。
参照元:REUTERS(ロイター)