米ストリーミング視聴率、5月に初めて放送とCATV上回る 調査

市場調査会社ニールセンが17日発表した調査によると、米国で5月のストリーミング視聴率が初めて、従来のテレビ放送とケーブルテレビ(CATV)を合わせた視聴率を上回った。
ニールセンは月次報告書で5月のストリーミング視聴はテレビ利用全体の44.8%を占め、この4年でグーグル傘下のユーチューブやネットフリックスなどのストリーミングプラットフォームが優勢になっている状況を浮き彫りにした。
ユーチューブ単独では5月のテレビ視聴全体の12.5%を占め、ストリーミング視聴で最大のシェアを記録した。
パラマウント・グローバルのプルートTV、ロク・チャンネル、フォックスのTubi(トゥービー)などの無料の広告付きストリーミングサービスの人気も拡大し、これらを合わせたシェアは5.7%に上った。
4月のテレビ利用シェアは放送が20%、CATVが24%だった。
参照元:REUTERS(ロイター)