MLB レッズ左腕マイリー、故スカッグス投手に薬物提供の可能性

メジャーリーガーをイメージした画像

2019年に薬物の過剰摂取で急死した米大リーグ(MLB)エンゼルスのタイラー・スカッグス投手に関する裁判の証言録の中で、かつてのチームメートで現レッズの左腕ウェード・マイリー投手から薬物を受け取ったと元代理人が述べていたことが分かった。

これは米スポーツ専門ウェブサイト「ジ・アスレチック」が報じたもの。

スカッグスの代理人だったライアン・ハミル氏の証言によると、スカッグスは13年にダイヤモンドバックスでチームメートだったマイリーを通じて薬物を入手したと話していたという。

スカッグスの急死に関しては、当時所属していたエンゼルスの元広報責任者エリック・ケイ受刑者に対し、規制薬物の販売による死亡と規制薬物の販売目的の所持共謀の罪で22年の禁錮刑が言い渡された。

マイリーはケイ受刑者の裁判でも名前が挙がっていたが、起訴はされなかった。

今回の証言についてはコメントを控えている。

マイリーは11年にダイヤモンドバックスでメジャーデビューし、15年目の今季は肘内側側副靱帯の手術から復帰して今月1日にレッズと契約。

2試合に投げて1勝1敗、防御率9.00という成績を残している。

通算成績は109勝99敗、防御率4.09。

参照元:REUTERS(ロイター)