逆走車は99歳男性が運転していた 目撃者「ポカーンとした感じ」恵那山トンネル内で正面衝突事故 男性2人がケガ 中央自動車道

きのう、岐阜と長野にまたがる中央道・恵那山トンネルで起きた衝突事故で、逆走した車を運転していたのは、99歳の男性だったことがわかった。
きのう午後、岐阜県中津川市の中央道下り線・恵那山トンネルで、逆走した軽乗用車が別の軽乗用車と正面衝突し、車を運転していた男性2人がけがをした。
(目撃した人)「口を開けてハンドルにしがみつき、ポカーンとした感じで『何か様子がおかしい』と分かっていたような表情だった」
警察によると、逆走車を運転していたのは、長野県阿南町に住む99歳の男性で、長野県側から恵那山トンネルを通過した後、出口付近のチェーン着脱場でUターンし、トンネル内を約3.7キロ逆走したという。
衝突された車を運転していた名古屋市中川区に住む40代の男性は足の痛みを訴え、重傷だ。
逆走した99歳の男性は、警察によると運転免許証を持っていて、認知機能検査でも「適正」と判断されていたという。
岐阜県内での高速道路の逆走は、去年までの5年間であわせて71件。
人身事故はなかったという。
警察は、過失運転傷害や道路交通法違反の疑いもあるとみて、99歳の男性から事情を聞いている。
参照元:Yahoo!ニュース