ゴルフ世界長者番付発表 1位は収入147億円、松山英樹が9位にランクイン

ゴルフボールを撮影した写真

米経済誌『フォーブス』は11日、ゴルフの世界長者番付を発表した。

1位に立ったのはジョン・ラーム(スペイン)で、2年連続の快挙。推定1億200万ドル(約147億円)を手にしたとされている。

昨年からLIVゴルフに移籍し、昨年は2勝と年間王者のタイトルを獲得。

それに伴い、1800万ドルのボーナスを得た。

今年は8試合でトップ5入りを3度果たしている。

コース外での収入は9200万ドル。

LIV加入後はコース外での収入は減っているものの、キャロウェイ、ロレックス、LIVの所属チーム・リージョンXIIIのスポンサーを務めるサンタンデール銀行などから取得していると見られる。

2位は世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米国)。

昨年は「マスターズ」を含む通算6勝を挙げて、最終戦「ツアー選手権」も制覇した。

今年は5月「全米プロ」のメジャー優勝を含め、すでに3勝。

成績によって全収入9700万ドル(約140億円)の7割に近い、6700万ドルを稼いでいる。

3位にはマスターズでキャリアグランドスラムを達成したローリー・マキロイ(北アイルランド)で840万ドル(約121億円)。

コース外でもナイキ、テーラーメイドといったおなじみのスポンサーから収入を得ている。

5月には投資会社TPGと連携してスポーツファンドを新設した。

4位には550万ドル(80億円)のタイガー・ウッズ(米国)がランクイン。

この1年間でわずか2試合しかプレーしていていないが、収入のほとんどをコース外で稼いだ。

自ら立ち上げたアパレルブランド『サンデー・レッド』は推定5億ドルの収益を上げ、マキロイらと立ち上げた新ゴルフリーグ『TGL』は米メディア視聴者測定会社ニールセンによると、毎週平均51万3000人の視聴者を集めた。

そして、9位には4200万ドル(61億円)の松山英樹が名を連ねた。

昨年は昇格大会「ジェネシス招待」、プレーオフ初戦「フェデックス・セントジュート選手権」で優勝し、賞金ランキングは3位。

「パリ五輪」では銅メダルを獲得した。

今年の開幕戦「ザ・セントリー」でも勝利し、世界ランク9位。

所属のレクサスをはじめ、「日本企業のスポンサーが多く、太平洋全域で高い人気を誇る」と評された。

【ゴルフ長者番付トップ10】
1位:147億円 ジョン・ラーム
2位:140億円 スコティ・シェフラー
3位:121億円 ローリー・マキロイ
4位:80億円 タイガー・ウッズ
5位:72億円 コリン・モリカワ
6位:71億円 ホアキン・ニーマン
7位:69億円 ザンダー・シャウフェレ
8位:65億円 ブライソン・デシャンボー
9位:61億円 松山英樹
10位:58億円 フィル・ミケルソン

参照元:Yahooニュース