元県民局長の私的情報漏えい問題 大学教授が斎藤知事・片山元副知事・元総務部長を刑事告発「総務部長だけの問題ではなく見過ごすことはできない。捜査で真相解明を」

兵庫県の斎藤知事を告発した元県民局長の私的情報が漏えいした問題で、大学教授が斎藤知事、片山元副知事、元総務部長の3人を刑事告発した。
斎藤知事を告発した元県民局長の私的情報が漏えいした問題では、県の第三者委員会が元総務部長の井ノ本知明氏による漏えいを認定。
「知事・元副知事の指示のもと行われた可能性が高い」などと指摘した。
県は井ノ本氏を停職3か月の懲戒処分としたが、県議会側から要請された刑事告発は拒否している。
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こうした中、神戸学院大学の上脇博之教授は10日、「(元県民局長の)私的情報を漏らすことで告発の信用性を否定し、自己保身をはかろうとしていた」などとして、井ノ本氏に加え斎藤知事・片山安孝元副知事を地方公務員法違反の疑いで刑事告発しました。
一方、斎藤知事は漏えいの指示を一貫して否定しています。
告発した上脇教授「これは元総務部長の単独犯ではない…組織的な犯罪」
告発状提出後に会見を行った上脇教授は、「単独犯ではない事件ですので、組織的にやられていて、上司が部下に命令した形ですので、そこをきちんと捜査して真相解明してもらって、厳重に処罰していただくことを強く求めたい。総務部長だけの問題ではなく、発端が知事の命令で始まってますから、これはこのまま見過ごすことはできない」などと話しました。
参照元:Yahoo!ニュース