テニス マリー氏、コーチ業継続に意欲も「すぐではない」

テニスをイメージした写真

男子テニスで活躍し、引退後はコーチへと転身したアンディ・マリー氏(38、英国)は、長年のライバルだったノバク・ジョコビッチ(セルビア)との関係解消後もコーチとしてのキャリアに終止符を打ったわけではないと語った。

四大大会で通算3勝したマリー氏は2024年のパリ五輪を最後に引退。

同11月にジョコビッチのチームに加わったが、タイトルを一つも獲得できないまま先月に袂を分かっていた。

マリー氏はBBCの取材に「(コーチを)いつかまたやるつもり。ただ、すぐにとは思っていない」とコメント。

引退後にこれほど早くコーチに転身するとは思っていなかったと語り、ジョコビッチと組んだことについては「特別な機会だった。史上最高のアスリートの一人から学ぶチャンスだった」と振り返った。

その上で、コーチとして指導するためには「理学療法士、フィジカルトレーナー、代理人らと連携し、選手への自分のメッセージの伝え方や、彼らの行動原理を理解する必要がある」ことを学んだと述べ、将来にまた同じ道を歩むためにはそれらに磨きをかけていく必要があるとした。

参照元:REUTERS(ロイター)