コロンビア大統領選の候補者、銃撃される 容疑者逮捕

コロンビアの国旗を撮影した画像

来年のコロンビア大統領選の候補に選ばれる可能性があるミゲル・ウリベ上院議員(39)が7日、首都ボゴタで銃撃され、病院に搬送された。

政府や所属政党が明らかにした。

ウリベ氏の妻によると、重体となっている。

ウリベ氏は保守系野党に所属。

大統領選に向けて公園で選挙活動中に背後から銃撃を受けた。

ソーシャルメディアに投稿された動画には頭から血を流す姿が映っている。

サンチェス国防相によると、容疑者1人が逮捕され、他に容疑者がいないか捜査が進められている。

政府は情報提供者に73万ドルの報奨金を出した。

大統領府は暴力行為に「断固として強く」反対すると表明、徹底的な捜査を求めた。

左派のペトロ大統領によると、逮捕された容疑者は未成年で、誰が銃撃を指示したか捜査を進める。

ウリベ氏は現時点で所属政党の正式な大統領候補ではないが、コロンビアの名家の出身。

父親は実業家で労働組合の指導者。

母親はジャーナリストだったが、武装集団に誘拐され、救出作戦中に死亡した。

参照元:REUTERS(ロイター)