豪首相、防疫対策の緩和否定 対米関税交渉巡り

オーストラリアのアルバニージー首相は6日、同国の厳格な防疫対策を対米関税交渉で緩和することはないと述べた。
オーストラリアは2003年以降、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)対策として米国産牛肉の輸入を制限している。
同首相は今月の主要7カ国(G7)首脳会議でトランプ米大統領と会談する可能性がある。
アルバニージー首相はABCラジオに「防疫対策に関する問題については、一切、変更も妥協もしない。ただ単に割に合わないからだ」と述べた。
同国の防疫対策は豪州産牛肉の安全性に寄与しており、日韓などへの牛肉輸出を支える要因となっている。
豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドは6日、匿名の政府関係者の話として、オーストラリア政府がトランプ政権の要求を踏まえ、メキシコとカナダで飼育され米国で食肉処理された牛肉製品の輸入を認めるかどうか検討していると報じた。
アルバニージー首相は、そうした輸入を認めれば国内産業がリスクにさらされると発言。
そのような譲歩は検討していないと述べた。
同首相はトランプ氏との「対面」会談を楽しみにしていると述べたが、日程には触れなかった。
参照元:REUTERS(ロイター)

