横転の北朝鮮駆逐艦、直立状態に 衛星画像で判明

北朝鮮の国旗を撮影した画像

米国の北朝鮮分析サイト「38ノース」は4日、北東部の咸鏡北道清津で先月に横転事故を起こした新型駆逐艦が直立状態に戻されたようだと明らかにした。

先月21日の進水式で事故を起こしたのは5000トン級の駆逐艦で、式典に出席していた金正恩朝鮮労働党総書記は国の尊厳を傷つけたとして責任者を罰する考えを示していた。

38ノースは2日撮影の衛星画像から、船体を正常な状態に戻すために作業員がロープを引っ張る様子などが確認されたと指摘。

一方、船首がまだ陸上にあり、ソナー部が損傷している可能性があるが、こうした修理ができるインフラは清津港にはないという。

参照元:REUTERS(ロイター)