日本に「対ロ修復考える勢力」 昭恵さん面会でプーチン氏報道官

日本とロシアの国旗を撮影した画像

ロシアのペスコフ大統領報道官は30日、モスクワを訪れた故安倍晋三元首相夫人の昭恵さんがプーチン大統領と面会したことに関し、「日本には(ウクライナ侵攻を理由に対ロ制裁を科す)政府の立場が近視眼的であり、関係修復と対話再開が必要と考える勢力も残っている」と述べた。

タス通信が伝えた。

ペスコフ氏はクレムリン(大統領府)への異例の招待の背景について、「プーチン氏は安倍氏と非常に建設的で温かい関係を築いた」と指摘。

「集中的な首脳会談、平和条約締結に向けた大変有意義な交渉があり、状況は極めて良好だった」と振り返った。

その上で、「現在の日本政府は残念ながらロシアと対立の道を選び、違法な制裁・制限措置に加わって非友好的な立場を取った」と批判した。

参照元:Yahoo!ニュース