米テキサス州、アプリストアに年齢確認義務付け 知事が法案に署名

米南部テキサス州のアボット知事は27日、アップルとアルファベット傘下グーグルに対し、アプリストアの利用者の年齢確認を義務付ける法案に署名した。
同法は来年1月1日から施行され、18歳未満のユーザーがアプリをダウンロードしたり、アプリ内課金を利用したりする際には、保護者の同意が必要となる。
州としては今年に入りユタが初めて同様の法案を可決しており、連邦議会でも法案が提出されている。
年齢制限をどのように実施するかを巡っては、インスタグラムとフェイスブックを運営するメタ・プラットフォームズと、2大アプリストアを手がけるアップルとグーグルの間で意見が分かれている。
メタは、ソーシャルメディア企業のスナップやXとともに、法案の成立を称賛。
一方、アップルとアルファベットが支援する業界団体「チャンバー・オブ・プログレス」の訴訟担当副社長、キャスリーン・ファーリー氏は、テキサス州法は憲法修正第1条を根拠とする訴訟に直面する可能性が高いと述べた。
参照元:REUTERS(ロイター)