米、学生ビザ新規面接を停止 ソーシャルメディア審査拡大へ準備

アメリカの国旗を撮影した画像

トランプ米政権は在外公館に対し、学生および交流訪問者ビザ取得に向けた新規面接予定を停止するよう指示した。

ロイターが27日、公電を確認した。

ルビオ国務長官は公電で、学生および交流訪問者ビザ申請者のソーシャルメディア投稿の審査拡大に向けた準備のためと説明。

その後、新たな指針を発表する計画とした。

すでに予定されている面接については従来通り行われるという。

国務省高官は公電の内容が正確だと確認した。

同省のブルース報道官は定例記者会見で、政治専門ニュースサイトのポリティコが最初に報じた公電に関するコメントを避けつつ、「われわれは学生であろうとそうでなかろうと、米国に入国しようとしている人物を見極めるためにあらゆる手段を使い続ける」と語った。

トランプ政権は移民対策の一環で、不法移民の送還や学生ビザの取り消しなどを目指しており、先週には、ハーバード大学の留学生受け入れ資格を剥奪する措置を発表した。

ハーバード大学の学生や教授を含む数百人は27日、同大キャンパスで留学生を支援するデモを行った。

また、トランプ政権が同大への助成金を打ち切ろうとしていることに抗議した。

参照元:Yahoo!ニュース