ラガルド総裁がWEF就任協議とFT報道、任期満了決意とECB報道官

欧州中央銀行の外観を撮影した画像

欧州中央銀行(ECB)報道官は28日、ラガルド総裁は8年間の任期を全うする決意を固めていると述べた。

フィナンシャル・タイムズ(FT)紙は、世界経済フォーラム(WEF)を率いるため早期退任について協議していると報じた。

FTによると、ラガルド総裁はWEFトップ就任で数年にわたり協議しており、クラウス・シュワブWEF前会長と4月にも話し合った。

シュワブ氏は、現在理事を務めるラガルド氏が後継者計画の中心で、時期や具体的な取り決めまで話し合ったと述べたという。

ECB報道官は報道についての質問に「ラガルド総裁は常に自らの使命を果たすことに全力を尽くしており、任期を全うする決意だ」と語った。

ラガルド総裁の任期は2027年10月31日までとなっている。

参照元:REUTERS(ロイター)