“毎年100羽が巣立つ”繁華街タクシー会社に40個のツバメの巣 ひなが落ちないよう傘広げる

山口県山口市のタクシー会社で、梅雨を前にことしも傘が広がった。
車庫の天井で、ツバメが子育てをしている。
山口市湯田温泉にあるタクシー会社・日本交通山口営業所の車庫の天井では、毎年およそ40個のツバメの巣が作られている。
20年ほど前から、この場所でツバメが子育てをするようになった。
傘はツバメのひなの落下とタクシーへのフン落下を防ぐことが目的です。
日本交通は、ひなが巣立った後の巣も撤去せずそのままにしていて、次にやってきたツバメが、その巣をリフォームして子育てしているそうです。
1回目の子育てを終えたあと、また同じ巣で2回目の子育てをするツバメもいる。
日本交通山口営業所 末田雅雄さん「毎年のルーチンですね、もう完全に。3月の頭ぐらいから巣立っていく9月ぐらいまでの間、もう毎年同じパターンですね。子育てをサポートしていきます」
毎年、ここから100羽以上のひなが巣立つのを見守っている。
参照元:Yahoo!ニュース