ホンダ、インド二輪車工場にライン新設 161億円投資で世界最大級に

ホンダの本社の外観を撮影した画

ホンダは22日、インドの二輪車生産・販売現地法人がグジャラート州の工場に生産ラインを新設すると発表した。

投資額は約161億円で、125ccクラスの二輪車を年間65万台生産可能になる。

稼働は2027年の予定。

同工場はインドに4カ所ある生産工場の1つで、今回の投資で同工場全体の生産能力は261万台になり、ホンダとしては世界最大級の二輪車組み立て工場になる。

二輪事業は高い収益性を誇るホンダの稼ぎ頭となっている。

25年3月期は二輪車が販売台数、営業利益とも過去最高を更新。

26年3月期は、四輪車は日本のほか、中国を含めたアジアで減少を見込む一方、二輪車はインドなどアジアを中心に増やし、前年比72万8000台増の2130万台を計画している。

今年1月には、電動二輪専用工場をインドの南部ベンガルールで既存工場の敷地内に建設する計画も明らかにしている。

参照元:REUTERS(ロイター)