SUBARUが米国販売価格引き上げ、トランプ関税でコスト増大

SUBARU(スバル)の米国販売会社スバル・オブ・アメリカは19日、複数のモデルの価格を引き上げると発表した。
スバルは「現在の市場環境」への対応だと説明した。
ただトランプ米大統領が打ち出した関税措置に起因するコスト増を消費者に転嫁する新たな動きとみられている。
他のメーカーでは米フォード・モーターが今月、メキシコで生産した3車種の価格を最大2000ドル引き上げる方針を表明している。
スバルは「価格変更はコストの増大を相殺しながら、お客様に向けた価値ある提案を維持することが目的だ」と述べた。
ある販売店のウェブサイトに掲載されたお知らせによると、スバル車の値上げ幅は車種や外装によって750-2055ドルの範囲になり、6月入荷分から適用される見通し。
S&Pグローバル・モビリティがまとめた2024年のデータに基づくと、スバルは米国販売車の45%を輸入している。
参照元∶Yahoo!ニュース