橋幸夫「アルツハイマー型認知症」発症公表 「歌手として最後まで」強い希望 「夢グループ」社長が会見

アルツハイマーをイメージした画像

テレビCMなどでおなじみの通販会社「夢グループ」は20日、所属する歌手の橋幸夫(82)が「アルツハイマー型認知症」の診断を受けたと発表した。

昨年8月から始まった同社の20周年を記念した全国公演に、橋も出演しているが、昨年末に橋が「アルツハイマー型認知症」との診断を受けたため、医師の指導のもと、現在までステージに立ち芸能活動を続けてきたという。

会見で公開された診断書によると、22年に12月に軽度のアルツハイマー型認知症と診断された。

その後失見当識が進行し、昨年12月に中等度のアルツハイマー型認知症と診断されたという。

また、「陳旧性脳梗塞」も明らかにした。

石田重廣社長は文書で「ここ最近の本人の様子をみますと、お客様に100%お楽しみいただけるステージをお届けできる状態ではないと思われたため、橋本人と今後の活動について話し合いました。本人からは“歌手として最後までやりとげたい”と強い希望があり、私としてもその希望を何とか叶えたいという気持ちもございます」と思いを明かした。

アルツハイマー型認知症は、脳の一部が縮んでいくことにより、もの忘れなどが生じる病気。

橋は自身80歳の誕生日となる5月3日に一度、歌手活動を引退。

ファンから活動再開を願う声を受け、2024年4月15日に歌手として復帰することを発表していた。

参照元∶Yahoo!ニュース