17日は九州~関東で激しい雨 道路の冠水などに注意 九州南部は19日まで大雨か

雨模様の上空を撮影した画像

今日17日は低気圧や前線の影響で、広い範囲で雨。

九州から関東は局地的に激しい雨も。

九州南部は、19日にかけて梅雨入り早々の大雨。

土砂災害や道路の冠水などに注意が必要だ。

今日17日は低気圧が日本海を進み、前線が本州付近にのびるだろう。

前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、九州から関東を中心に雨雲が発達しやすい状態が続きそうだ。

局地的には、道路が冠水するほどの激しい雨が降るだろう。

落雷や竜巻などの激しい突風が吹くおそれもある。

また、全国的に風が強まるだろう。

九州南部は断続的に激しい雨が降り、九州北部や四国、中国地方は朝までが雨のピークとなりそうだ。

近畿と北陸は朝から昼前にかけて、東海と関東甲信は昼前後を中心に発達した雨雲がかかるだろう。

東北も広い範囲で雨が降り、北海道は夕方から夜にかけて雨の降る所が多くなりそうだ。

明日18日は日本海側を中心に天気が回復するが、急な強い雨や雷雨に注意してほしい。

九州南部は明後日19日にかけて雨が続き、雨量が多くなるだろう。

梅雨入り早々の大雨災害に十分注意が必要だ。

明日18日午前6時までの24時間降水量は、鹿児島県の多い所で150ミリの予想だ。

雨雲が予想以上に発達した場合や激しい雨が同じ場所で降り続いた場合は、大雨警報や洪水警報を発表する可能性がある。

東海も100ミリを超える所があり、静岡県の多い所では180ミリの予想だ。

四国の太平洋側や近畿南部も、局地的に雨の量が多くなるだろう。

実際に大雨が発生したら、適切な対応ができるよう、事前に確認しておくことが大切だ。

安全を確保するために以下の点に注意してほしい。

①河川や用水路には近づかない。普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、流れが速くなったりする。増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがある。

②運転の際は、アンダーパスなど低い道路は避けるようにしよう。低い道路には雨水が流れ込みやすいため、すぐに冠水してしまうおそれがある。車が水没して故障したり、水圧によってドアが開かなくなったりして、車内に取り残されると、非常に危険だ。無理をして通らず迂回するなどの対応をとってほしい。

③山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難しよう。土砂災害警戒情報や大雨警報の危険度分布を細かく確認して、状況を常に把握するようにしよう。

④地下は浸水するおそれがあるため、雨漏りなど異変を感じたら地上に移動するようにしてほしい。地下では、危険を察知することが遅れてしまいがちだ。こまめに気象情報を確認し、速やかに地上に移動できるようにしておこう。

参照元:Yahoo!ニュース