日産CEO、日米関税交渉の加速を要望 早期の明確化必要

日本とアメリカの国旗を撮影した画像

日産自動車のイバン・エスピノーサ最高経営責任者(CEO)は15日、日本政府がトランプ米政権との関税交渉を加速させることを期待し、貿易ルールが明確になることを望むと述べた。

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)主催の会合で、日本の通商交渉担当者が交渉で米から関税引き下げを引き出すために十分迅速に動いたと思うかと問われたエスピノーサ氏は「正直に言えば、もっと早く動いてほしい。できるだけ早く明確になる必要がある」と述べた。

関税の影響額は最大4500億円と試算している。

エスピノーサ氏は、関税によりOEM(相手先ブランドによる生産)の競争力が失われているとし、日本政府により明確で安定した対応を働きかけていると述べた。

参照元:REUTERS(ロイター)