八潮道路陥没 トラック運転席部分の地上引き上げが完了 発生100日あまりで捜索搬出に一区切り 復旧作業本格化へ

埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故で、下水道管内に残っていたトラックの運転席部分が地上へと引き上げられた。
事故発生から100日あまり。
一連の捜索・搬出作業は区切りを迎え、道路の復旧作業が本格化する。
今年(2025年)1月、八潮市で道路が陥没しトラックが転落した事故をめぐっては、今月(5月)2日、下水道管の中にある運転席部分から74歳の男性運転手が遺体で発見され、消防などによって地上へと運び出された。
その後も運転席部分は下水道管内に残されていたが、県などは、きょう午前7時ごろから引き上げ作業を行い、先ほど、運転席部分が地上へと引き上げられた。
県は今後、復旧作業を本格化させるとしていて、壊れた下水道管を修復するとともに、新たな下水道管をつくる「複線化」を目指しているが、この工事が完了し、本格的に復旧するまでは5年から7年かかる見通しだという。
参照元:Yahoo!ニュース