国民民主、県連幹事長を解任 横浜市議の坂本氏、収支報告書提出せず

政治家をイメージした画像

国民民主党神奈川県連幹事長の坂本勝司(かつじ)横浜市議(57)が、自身が代表を務める政治団体の2年間分の政治資金収支報告書を提出していなかったことが県選挙管理委員会などへの取材でわかった。

県選管によると、政治団体「坂本勝司を支援する会」(2010年設立)は、23、24年の収支報告書を期限までに提出しなかった。

政治資金規正法の規定により、今年4月1日付で寄付の受け入れや支出ができなくなる「みなし解散」となった。

同県連は13日、坂本氏の幹事長職解任と、1年間の役職停止処分を決定。

「再発防止に向けた指導体制の構築と、信頼回復に全力で取り組む」とするコメントを発表した。

坂本氏は取材に、「会計責任者に任せきりになっていた。支出金額が小さいので、報告しなくてもいいというイメージができてしまっていた」と説明。

「チェック体制がなく、収支報告義務への認識が甘かった」とし、今後は「報告・連絡の体制を整えていきたい」と話した。

今週中にも県選管に事後報告をし、解散した上で改めて団体設立の手続きをする予定だという。

坂本氏は11年に民主党(当時)公認で初当選し、現在4期目。

参照元:Yahoo!ニュース