新教皇、「100票超え」で選出 静かな表情で就任受諾 報道

バチカン市で8日に行われたローマ教皇選挙「コンクラーベ」で、米国のプレボスト枢機卿(69)が投票総数133票中、「100票を大きく超える」支持を得て選出されたことが分かった。
開票の詳細は非公表だが、ANSA通信が10日、投票に参加したマダガスカルの枢機卿(70)の話として伝えた。
規則では最低89票の獲得で就任が決まる。
コンクラーベの有権者は高位聖職者・枢機卿のうち80歳未満。
立候補制ではなく、3分の2の支持が集まった人物が受諾の上で就任する。
プレボスト氏は選挙結果を受け入れ、その場で新教皇レオ14世が誕生した。
投票は7~8日の2日間で決着した。
選挙前に「最有力候補」と目されたイタリアのパロリン枢機卿(70)は地元紙に、プレポスト氏の教皇就任が決まった瞬間、132人の枢機卿から「非常に長く温かい拍手」が送られたと明かした。
最も驚いたのは「人生を一変させる瞬間にもかかわらず(プレボスト氏の)顔が静けさに満ちていたことだ」とも振り返った。
参照元:Yahoo!ニュース