米ニューアーク市長、移民施設での抗議で逮捕 不法侵入の疑い

米ニュージャージー州ニューアーク市のバラカ市長(民主党)が9日、連邦移民収容施設からの退去を拒否したとして逮捕された。
同州の連邦検察官がXに投稿した声明で明らかにした。
トランプ米大統領の元弁護士で、現在は連邦検事代理を務めるアリナ・ハッバ氏によると、バラカ氏はニューアーク市にある連邦移民収容施設に「不法侵入し、複数回にわたる退去警告を無視した」という。
バラカ氏の逮捕時、同施設では3人の民主党議員も抗議デモに参加していた。
国土安全保障省の報道官によると、収容者を乗せたバスが到着した際に施設に不法侵入したという。
ボニー・ワトソン・コールマン下院議員(民主党、ニュージャージー州選出)は9日、同州下院議員のラモニカ・マクアイバー氏、ロバート・メネンデス・ジュニア氏とともに施設を訪れていたとXに投稿。
マクアイバー氏は動画の中で、バラカ氏は何も悪いことはしておらず、「これは受け入れられない」と非難した。
参照元:REUTERS(ロイター)