ハマス、ガザ南部で激戦と表明 人道危機一段と深刻化

イスラム組織ハマスは8日、パレスチナ自治区ガザ南部のラファ近郊でイスラエル軍との「激しい戦闘」が行われていると表明した。
戦闘が続くガザ地区で人道状況が一段と深刻化する中、赤十字国際委員会(ICRC)は各国政府に対応を呼びかけている。
イスラエルはガザ地区全域の制圧と占領を視野にハマスへの攻撃を拡大。
ハマスの主張に対し、イスラエルは現時点で反応していない。
ガザ地区では人道支援物資の搬入が止まっており、食料難が深刻化。
米国を拠点とする支援団体「ワールド・セントラル・キッチン」(WCK)は7日、物資の搬入をイスラエルに阻止されているため備蓄が底をつき、ガザ地区での活動を停止したと明らかにした。
参照元:REUTERS(ロイター)