プロ野球巨人・オコエ瑠偉選手と増田大輝選手をオンラインカジノで賭博の疑いで書類送検 警視庁

オンラインカジノで賭博をしたとして、警視庁がプロ野球巨人のオコエ瑠偉選手(27)ら2人を書類送検したことがわかった。
関係者によると、書類送検されたのは、プロ野球巨人の▼オコエ瑠偉選手(27)、▼増田大輝選手(31)の2人だ。
オコエ選手は2022年7月とおととし5月の2回、増田選手は去年10月~11月の間、海外で運営されているオンラインカジノサイトにスマートフォンなどでアクセスし、賭博をした疑いが持たれている。
2人はオンラインカジノサイト「ワンダーカジノ」や「コニベット」で「ブラックジャック」や「バカラ賭博」などを行っていたという。
オコエ選手は700万円ほど賭けて収支はおよそマイナス450万円、増田選手は300万円ほど賭けて収支はおよそマイナス230万円だったとみられている。
警視庁に球団から相談があり事件が発覚していて、警視庁は今年に入り、2人から任意で事情聴取をしていたという。
プロ野球のオンラインカジノをめぐっては先月、オリックスの山岡泰輔投手(29)がオンラインカジノで賭博をしたとして、書類送検されましたが、不起訴処分となっている。
また、今年2月、NPB=日本野球機構は各球団に対して、選手やスタッフなどの球団関係者にオンラインカジノを利用したことがあれば自主的に名乗り出るよう呼びかけていて、今年3月、利用が判明した8球団16人に、各球団が総額1020万円の制裁金を科すと発表していた。
オンラインカジノは、たとえ賭け金が少額で、海外では合法的に運営されていても違法性に「グレーゾーン」はなく、日本国内からアクセスし賭博をすることは禁止されているが、国内での年間の賭け金が推計で1兆2000億円以上にのぼるなど社会問題となっている。
警視庁は、今年4月、『M-1グランプリ』ファイナリストのお笑いコンビ「ダイタク」の吉本大メンバーら吉本興業所属のタレント6人を書類送検している。
参照元:Yahoo!ニュース