阪急阪神HD角和夫前会長(76)が死去 阪急と阪神の経営統合に尽力 宝塚音楽学校理事長も

阪急阪神ホールディングス(HD)前会長の角和夫さんが死去したことが分かった。
76歳だった。
角氏は兵庫県宝塚市出身。
早稲田大学政治経済学部卒業後、1973年に阪急電鉄に入社。
2003年に阪急電鉄の社長、2005年に阪急HDの社長となり、阪急電鉄と阪神電鉄の経営統合に尽力し、統合後の阪急阪神HDの社長に就任した。
2017年には阪急阪神HD会長になる一方、2011年からは関西経済連合会の副会長として、長年にわたって関西経済界を牽引した。
一方で、宝塚音楽学校の理事長を務めていたが、2023年に宝塚歌劇団の女性団員が死亡した問題を受け、理事長を退任。
2024年12月には、健康上の理由で阪急阪神HD会長兼CEО(最高経営責任者)の職を退いていた。
阪急阪神HDによると、角氏は4月26日、自宅で死去したという。
通夜や告別式はすでに執り行われ、後日、お別れの会が開かれる予定だ。
参照元:Yahoo!ニュース