米歌手スモーキー・ロビンソン氏を性的暴行などで提訴、家政婦ら

モータウンを代表する米歌手、スモーキー・ロビンソンさん(85)から長年にわたり性的暴行を受けたなどとして、家政婦4人が6日、5000万ドルの賠償を求める訴訟をロサンゼルス郡地裁に起こした。
プライバシー保護のため仮名で提訴した原告らは、ロサンゼルスのロビンソンさんの自宅で2007─24年まで、性的暴行や傷害、監禁などの被害を受けたと主張している。
また、仕事を辞める前に適切な賃金の支払いを拒否されたとも主張。
羞恥心、仕事を失う恐れ、ロビンソンさんの地位のために、被害直後に訴え出ることができなかったとしている。
被告にはロビンソンさんの妻フランシスさんも含まれ、ヒスパニック系である原告らに妻が民族的な侮蔑をしたと主張している。
ロビンソンさんの代理人はコメントを求めたが、返答を得られていない。
原告の弁護団は刑事事件としての捜査を歓迎するとも述べた。
参照元:REUTERS(ロイター)