用水路がとうとうと流れるシーズン、幼子の落水事故を防ぐのに親が気を付けることや対策はあるのか?

5月の大型連休の最終日、痛ましい事故が発生した。
兵庫県にて用水路の水面に1歳の男の子が浮かんでいるのが発見された。
なぜ1歳の幼子が、しかも1人で落水することになってしまったのだろうか。
田植えの始まるシーズンは、用水路の水がとうとうと流れるシーズンでもある。
いつもならしっかりとみているわが子が1人で用水路に向かう時とは、どういう時なのだろうか。
万が一わが子が用水路に近づいても落ちない工夫はあるのだろうか。
お孫さんをお持ちの方々も、息子・娘夫婦と一緒に考えたい課題だ。
男の子は1歳9か月で、2歳の誕生日まであと少しだった。
用水路の深さは40~60 cmだが、水路の深さなのか、流れる水深のことかは判別つかない。
厚生労働省のデータでは、この歳月の男の子の身長は78.1〜88.8 cm(中央値83.3 cm)なので、立ちあがれば顔は水面から出る身長だったと推測できる。
でもこのシーズン、用水路には田植えなどのためにとうとうと水が流れる。
その流れの中で2歳未満のお子さんが自力で立ち上がれるかというと、難しいかもしれない。
家族らは食事後の片づけ中だったとのこと。
連休のように大勢の人が集まる際には、小さなお子さんの事故が目立つ。
「誰かが見ている」という安心感がお子さんの行動をチェックしなくなるのかもしれない。
また、休みを使って実家にお子さん連れで帰省した先でも用水路に落ちる事故が散見される。
統計では2歳、3歳が危ないことがわかっている。
ほぼ単独行動だ。
冒険心なのだろうか。
1人で外出した幼子が誤って転落しないように、小さなお子さん、特にお孫さんが遊びに来るご家庭では、家の周辺の用水路に転落防止ネットをかけてみてはいかがだろうか。
参照元:Yahoo!ニュース