Skype、今日サービス終了 今後はTeamsに注力 20年超歴史に幕…相次ぐウェブサービス終了

オンラインで通話している女性

米IT大手マイクロソフトの通話・チャットサービス「Skype(スカイプ)」が5日、サービスを終了する。

今後は無料の個人向けコミュニケーションツールを 「Microsoft Teams (無料版)」 に統合すると発表している。

20年を超える歴史に幕を下ろすこととなり、ネット上では「ついに」「お疲れ様でした」と惜しむ声が上がった。

Skypeはビデオ通話・インスタントメッセージサービス。

2003年に設立、04年に正式版のサービスを開始した。

11年にマイクロソフトが買収した。

同社は公式サイトで現地2月28日、Skypeは5月5日をもってサービスを終了することを発表。

「Teamsでは、ユーザーはSkypeで使用していたのと同じ主要機能の多く(1対1の通話、グループ通話、メッセージング、ファイル共有など)にアクセスできます」とし「さらにTeamsでは、会議の主催、カレンダーの管理、コミュニティの作成と参加などの拡張機能を無料でご利用いただけます」と今後はTeamsに注力していくとしていた。

ネット上では「今でこそLINEとかあるけど、2000年代には無料通話やビデオ通話というのは画期的でした」「長い間お疲れ様でした」「ついにスカイプが終わるのか」「遠方の両親、海外拠点の従業員‥‥接続に四苦八苦しながら繋いで顔を見て会話をしたのが懐かしい」と、さまざまなコメントが寄せられた。

このところインターネット文化を支えたウェブサービスが相次いで終了を発表している。

無料ホームページスペース「FC2WEB」は4月14日、6月30日をもってサービスを終了すると報告。

同日にはNTTドコモが運営するポータルサイト「goo」がブログ「goo blog」とQ&Aコミュニティサイト「教えて!goo」の終了を発表している。

参照元:Yahoo!ニュース