「子どもの肩こり」に注意 医師指摘 子どもの患者が増えている原因は? 放っておくといけない理由は?

5月5日は「こどもの日」、子どもの健やかな成長と健康を願う日だ。
学校では新学期が始まって約1か月が経つが、気を付けたいのが、子どもの「肩こり」だ。
「肩こり」といえば、大人の悩みというイメージがあるが、近年は子どもも例外ではない。
子どもの患者が増えている原因は?また放っておくといけない理由とは?
鳥取県米子市内のとあるお宅。
春休み中の子どもたちはテレビゲームやスマホ、タブレット端末に夢中だ。
小学生に聞くと、
Qスマホやゲーム機を使う頻度は?
「毎日」「ほとんど毎日」「ほとんど毎日」「ほぼ毎日」
Qスマホでは何を?
「ゲームとか」「YouTube」
いまや子どもたちにとって非常に身近なデジタルデバイス。
学校現場でも「GIGAスクール構想」に基づいて児童生徒1人1台タブレット端末が導入されている。
しかし、その使い方や長時間利用には注意が必要だ。
米子市内の整形外科クリニックでは、肩や首の凝りを訴える子どもが近年増加傾向にあるそうだ。
山崎整形外科クリニック 山崎大輔 院長「絶対数としては少ないですが、ここ10年ぐらいで増えている、小中学生で増えてきている印象があります。」
高校生の患者はこれまでにも見られたが、中学生から小学校低学年の患者まで見られるようになったという。
山崎整形外科クリニック 山崎大輔 院長「外で運動したり遊んだりするケースが少なくなっていること。スマホやゲーム機、タブレットなどを長時間使うことで、前かがみの姿勢が長時間になるので、そういったことで、肩に負担がかかることが多くなっていると思います」
加えて、教科書やノートが入った重いリュックやランドセルを背負うことで、肩こりを感じる場合もあるようだ。
山崎整形外科クリニック 山崎大輔 院長「正しい姿勢が見につくのは、大体骨格は決まる18歳ぐらいまでですから、それぐらいまでに正しい姿勢を身に着けるようにしたほうが良いと思います。」
また、放っておくと頭痛や疲れやすいなどの症状が現れることも…そこで今すぐ実践できる対策を教えてもらった。
まずはスマホやタブレットを使うときの姿勢。
ポイントは「骨盤を立てる」ということです。
山崎院長「骨盤を立てるように意識することで背骨もまっすぐになりますし、自然に首もまっすぐになります」
また、定期的なストレッチも欠かせない。
両手を組んで前に伸ばして10秒。
次は、後ろに伸ばして10秒。
このとき肩甲骨を内側に寄せるイメージで、呼吸を止めてはいけない。
最後に、ランドセルやリュックを背負う際のポイント。
肩ベルトの長さが体に合っていないと疲れやすくなるため、リュック本体が背中にフィットするように調節すると良いという。
最近では、体に合わない大きさや重さのランドセルを背負ったまま通学するで起こる、身体や心の不調を表す言葉として「ランドセル症候群」という言葉も聞かれるようになった。
ランドセルの大きさや重さそして肩ベルトの調節など、この新学期のタイミングに見直してみると良さそうだ。
また、山崎院長によると、肩こりだけでなく、体がだるい、疲れやすいといった症状が特に朝に出やすいケースでは、学校生活でのストレスが原因という場合もあるため、まずは子どもの話をじっくり聞いてあげることが重要だということ。
参照元:Yahoo!ニュース

