レッドソックス戦の主審がマイク切り忘れ大失態 生中継で〝放送禁止用語〟も SNSでは共感続出

大リーグの球場をイメージした画像

米大リーグのレッドソックス―ツインズ戦(2日=日本時間3日、ボストン)で、主審がマイクを切り忘れ、生中継で放送禁止用語を拾われる大失態が起こった。

6―1でリードしていたレッドソックスは、8回二死一塁からディバースが中堅へ安打を放った。

一走の俊足デュランは三塁を回って一気にホームへ。

クロスプレーとなり、主審のビル・ミラーはセーフをコール。

追加点に本拠地は沸いたが、ツインズが判定に異議を唱え、リプレー検証により判定はアウトに覆った。

20年以上のキャリアを誇るミラーは「検証の結果、フィールド上の判定は覆されました。走者はアウトです。ミネソタはチャレンジ権を保持します」とベテラン審判らしく、表情ひとつ変えず冷静に場内アナウンス。

だが、誤審に動揺していたのか、マイクをオフにすることを忘れてしまった。

直後にミラーは〝Fワード〟を吐き捨て「クソったれ! 俺も見た」とつぶやいた。

この失言動画がSNSで瞬く間に拡散されてしまった。

コメント欄には「出場停止にすべきだ。スタンドには子供もいる」という批判もあったが「親しみやすい」「正直さを愛する。私たちはみな人間だ」「正直言って、こういう彼らの姿を見るのは新鮮だ」「これが野球。人間らしい」「最高だ。球審、よくぞ持ちこたえた」…と意外にも共感の声で埋め尽くされた。

米メディア「クラッチ・ポインツ」も「人間味のあるマイクのミスだった」と、人間味あふれるエピソードとして報じた。

参照元:Yahoo!ニュース