就任100日のトランプ大統領に国民の「厳しい評価」相次ぐ 支持率低下し政権発足当初の勢いに陰り

トランプ大統領は成果をアピールしているが、アメリカ国民はどう受け止めているのだろうか?
就任100日にあわせて評価を問う世論調査が続々と出ているが、トランプ大統領にとっては厳しい評価が相次いでいる。
支持率の平均を見ると、就任当初は「支持する」という声が6ポイントほど上回っていましたが、3月に「支持しない」が上回り、相互関税を発表した4月以降さらに広がって、今は「支持しない」が7ポイントほど上回っている。
FOXニュースの世論調査で政策ごとの評価を見ると、「評価する」が上回ったのは「国境対策」だけで、それ以外は軒並み「評価しない」が大きく上回っている。
トランプ氏はこうした調査結果を「フェイクだ=ウソだ」と批判しているが、内心は焦りがあるのは間違いない。
関税をめぐってはマーケットの反応を受けて相互関税の上乗せ分の発動を急きょ中止するなど、慌てて対応する様子が見られ、各国との交渉も「早く成果を得たい」という気持ちがありありと見て取れる。
外交をめぐっては、就任100日の大きな成果としたかったウクライナ情勢の和平交渉が停滞していて、いらだちを隠せない場面も増えてきている。
政権発足当初の勢いには明らかに陰りが出ている。
参照元:Yahoo!ニュース