ゼンリン、5年間累計で総還元性向100%を目標 株主優待は廃止

事業計画を作成している人

地図大手のゼンリンは25日、2030年3月期までの中長期経営計画を策定し、株主資本配当率(DOE)5%以上とする配当実施に加えて、5年間累計で総還元性向100%を目指す方針を示した。

オンラインストアのクーポン券などを提供していた株主優待制度は25年3月末の基準日を最後に廃止する。

26年3月期に6.0%を見込む自己資本利益率(ROE)は27年3月期に8.0%を目標とし、30年3月期の指標として10%以上を掲げた。

成長投資として5年間累計で400億円を予定する。

高度時空間データベースなど情報基盤への投資を継続するほか、M&A(合併・買収)や資本業務提携などを想定する。

参照元:REUTERS(ロイター)