高速道路の逆走、年200件前後 3割は65歳未満

逆走している自動車をイメージした画像

大型連休初日の26日夜、栃木県内の東北自動車道で逆走車が絡む複数の事故が起き、計3人が死亡した。

重大な事故につながる恐れが大きい道路上の逆走。

日本自動車連盟(JAF)が会員向けにアンケートしたところ、4人に1人が逆走車両に遭遇した経験があると回答した。

逆走する車に近づいたら、どう対応すれば良いのか。

JAFは今春、会員向けの雑誌「JAF Mate」で逆走に関する特集を組んだ。

会員へのアンケートでは、一般道を含めて逆走してくる車に遭遇した割合が26%にのぼった。

その大半は一般道だったが、高速道路で遭遇したケースも8%あった。

NEXCO東日本によると、高速道路を逆走する事例は、全国で毎年200件前後起きている。

出るつもりだったインターチェンジを通過後に戻ろうとUターンしてしまったり、本線に合流する際に進行方向を誤ったりする事例がある。

2023年は224件の逆走が確認され、うち39件が事故につながった。

死亡事故も2件あった。

逆走した車の運転手の年齢別では高齢者が目立つが、約3割にあたる72件は65歳未満だった。

参照元:Yahoo!ニュース