桜が満開の北海道で季節外れの大雪 29日から平地で積雪の恐れ GWの行楽に影響も

天気予報をイメージした画像

29日(火・祝)から30日(水)にかけて、北海道では山間部を中心に雪が降り、平地でも雪が積もる所があるだろう。

昨日27日(日)に、札幌で桜満開となったばかりですが、季節外れの大雪となる恐れがある。

積雪や路面凍結による交通障害で、ゴールデンウィークの行楽に影響が出る可能性もありそうだ。

明日29日(火・祝)から30日(水)にかけて、前線を伴った低気圧が日本の東を発達しながら北に進み、北海道付近に近づく見込みだ。

北海道では、上空1500メートル付近にマイナス3℃前後の寒気が流れ込み、オホーツク海側の山間部を中心に湿った雪が降るだろう。

平地でも積雪となる可能性がある。

明日29日(火・祝)正午から明後日30日(水)の24時間に予想される降雪の量は、多い所で、北海道の日本海側北部、日本海側南部、太平洋側東部で15センチ、オホーツク海側北部、オホーツク海側南部で20センチだ。

昨日27日(日)は、札幌で桜が満開となったばかりの北海道だが、季節外れの大雪となる恐れがある。

積雪や凍結により路面が悪化すれば、ゴールデンウィークの行楽に影響が出る可能性もありそうだ。

雪道をノーマルタイヤで走行すると、タイヤが低温で固くなって吸着性が失われ、路面を摩擦で捉えることができなくなる。

このため「滑る」「止まらない」「曲がらない」と、自動車が本来確保しなければならない動きが制御できなくなり、スリップ事故や渋滞の原因につながってしまう。

雪道を時速40kmで走った場合、ブレーキを踏んでからクルマが止まるまでの距離は、ノーマルタイヤでは冬用タイヤの約1.7倍にもなるという走行実験結果もある。

雪道でのノーマルタイヤは、とても危険なので、冬用タイヤやチェーンを必ず装着するようにしてほしい。

雪や雨が降ったあとの路面は凍結していることもある。

一見、路面に雪がないように見えても車の運転には十分な注意が必要だ。

参照元:Yahoo!ニュース