仏極右バルデラ党首「27年大統領選候補に」、ルペン氏不出馬なら

仏極右政党、国民連合(RN)のジョルダン・バルデラ党首は、指導者のマリーヌ・ルペン氏が2027年の次期大統領選に出馬できない場合には、自身が同党の大統領候補になると、ル・パリジャン紙に語った。
フランス・パリの裁判所は先月末、欧州連合(EU)からの公金不正流用でルペン氏に有罪判決を下し、被選挙権を5年間停止とした。
控訴審で勝訴しない限り、27年大統領選に出馬できない。
バルデラ氏は今回の裁判の対象になっていない。
ルペン氏に代わって大統領を目指すかどうかについては、これまで明言していなかった。
しかし、26日遅くにル・パリジャン紙に対して「ルペン氏が候補であることははっきりしているが、もし出馬を阻止されるならば、私が候補になるだろう」と表明。
その上で「ルペン氏は無罪であり、われわれは可能なあらゆる手段を用いて、無実を宣言し続ける」と強調した。
フランスの法律では18歳以上であれば大統領選に立候補できる。
参照元:REUTERS(ロイター)