パキスタン内相、26人死亡の観光客襲撃事件の中立的捜査を要望

インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方で22日発生した過激派による観光客襲撃事件を巡ってインドから厳しく非難されたパキスタンのナクビ内相は26日、中立的な捜査を求めるとともに、同国は協力する方針で平和を望んでいると述べた。
この事件で観光客ら26人が死亡した。
ナクビ氏は記者会見で「パキスタンは真実が明らかにされ、正義が実現されるよう、あらゆる中立的な捜査機関と協力する用意が完全にできている」と表明。
パキスタンとしては「引き続き平和と安定、国際規範の順守に取り組むが、自国の主権については一切妥協しない」とも訴えた。
インド警察はパキスタン人2人を含む3人を襲撃に関与した容疑者として発表。
インドのモディ首相は24日、襲撃犯を「地の果てまで追いかける」と強い怒りを表した。
参照元:REUTERS(ロイター)