ウクライナ、鉱物資源協定まだ署名せず トランプ氏「直ちに署名を」

ウクライナの国旗を撮影した画像

トランプ米大統領は25日、ウクライナの鉱物資源を共同開発する協定について、ウクライナはまだ署名していないと明らかにし、直ちに署名されることを望むと語った。

トランプ氏は「ゼレンスキー大統領が率いるウクライナは、米国との極めて重要な鉱物資源を巡るディール(取引)に関する最終文書にまだ署名していない。少なくとも3週間遅れている。直ちに署名されることを望む」と自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」に投稿。

「ロシアとウクライナの間の全体的な和平合意に向けた取り組みは順調に進んでいる」とも投稿した。

この日は、トランプ氏側近のウィットコフ中東担当特使がモスクワを訪問し、ロシアのプーチン大統領とロシア・ウクライナ戦争の終結に向けた米国の計画について協議。

会談に同席したロシアのウシャコフ大統領補佐官(外交担当)は米ロの立場が接近したと述べた。

ウィットコフ氏のプーチン氏と会談に関するコメントは伝わっていないが、トランプ氏は会談はうまくいったとの認識を示した。

参照元:REUTERS(ロイター)