ウクライナ各地に無人機攻撃、9人死亡 民間インフラに被害

ロシアとウクライナの国旗を撮影した画像

ウクライナ各地で23日未明、ロシアによる無人機(ドローン)攻撃が相次ぎ、これまでに9人が死亡した。

東部ドニエプロペトロフスク州のマルハネツィではドローンが労働者が乗るバスを直撃するなど、各地で民間インフラが標的になった。

ウクライナのゼレンスキー大統領は前日、停戦が実現すれば、いかなる形式でもロシアと協議を行う用意があると表明。

一方、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)はロシアのプーチン大統領が現在の前線に沿って侵攻を停止することを提案したと伝えていた。

ドニエプロペトロフスク州議会の議長はテレグラムで、「ロシアがマルハネツィに出勤途中だった企業の従業員バスを攻撃した」と投稿。

同州のリサク知事はこの攻撃で9人が死亡し、少なくとも30人が負傷したと述べた。

他にも、同州の農業企業や北東部ポルタワ州にもドローン攻撃があり、負傷者が出たという。

緊急当局は民間インフラに攻撃が集中していると述べた。

また、南部オデーサ(オデッサ)州や東部ハリコフ州でもドローン攻撃があった。

参照元:Yahoo!ニュース