勤怠記録の修正怠るなど 名鉄観光バスがコロナ対策の助成金約140万円を不正受給 受け取った全額約20億円を返納

給付金を不正受給している人をイメージした画像

名古屋に本社を置く名鉄観光バスが、新型コロナ対策の雇用調整助成金およそ140万円を不正受給し、返納額がおよそ20億円にのぼっていたことがわかった。

名鉄観光バスによると、一部の社員の勤怠記録の修正を怠るなどし、国の雇用調整助成金およそ100件、合わせて140万円ほどを不正に受給していたと愛知労働局に認定された。

労働局から自主点検を求められ、社内調査をしたことで発覚し、実際には管理職が会議に出席するなど勤務していたにもかかわらず、記録上は『休業日』としていたという。

名鉄観光バスは2020年3月からの3年間に受給した全額、合わせておよそ20億円をすでに返納したという。

参照元:Yahoo!ニュース