「死因は失血死」海岸に35歳女性保育士の遺体発見 殺人・死体遺棄事件として捜査本部を設置

事件現場をイメージした画像

4月13日、宮城県岩沼市の海岸で仙台市内に住む保育士の女性の遺体が見つかった。

警察は女性が殺害されたと断定し、殺人と死体遺棄の疑いで捜査本部を設置して犯人の行方を追っている。

13日午前10時10分頃、岩沼市下野郷の海岸で仙台市太白区に住む保育士・行仕由佳さん(35)が、服を着たまま仰向けに倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認された。

警察によると、行仕さんは胸などに複数の刺し傷があり、司法解剖の結果、死因は失血死だったことが分かった。

また、死亡推定時刻は12日から発見までの間だという。

警察は、凶器は刃物のようなものとみていますが、今のところ見つかっていない。

発見当時、行仕さんには所持品がなく、衣服や周辺の砂浜には血がついていたという。

行仕さんは4月12日に行方が分からなくなり、13日に家族から行方不明届が出されていた。

それ以前にトラブルの相談はなかったという。

行仕さんは仙台市内に小学生の子供と2人で暮らしていて、両親は山形在住で同居はしていなかった。

警察によると、今のところ現場付近で不審な人物や車両などの目撃情報はないという。

警察は行仕さんが何者かに殺害されたと断定し、捜査本部を立ち上げて刑事部長以下110人態勢で犯人の行方を追っている。

参照元:Yahoo!ニュース