ロシア軍に中国人兵150人超 大統領、個人情報を把握

ロシアの国境を撮影した画像

ウクライナのゼレンスキー大統領は9日、ウクライナ軍特殊部隊からの情報として、少なくとも155人の中国人兵士がロシア軍側で戦っていると明らかにした。

ウクライナメディアが伝えた。

ゼレンスキー氏は155人について、旅券や出身地、年齢など個人情報を把握していると述べた。

ロシア軍はTikTok(ティックトック)など交流サイト(SNS)を通じて募集しているといい、採用時期は2024年後半がほとんどだが、23年に採用された兵士もいる。

砲手などとして従事しているという。

ゼレンスキー氏は8日、ロシア軍に多くの中国人が加わっていると主張していた。

中国政府は9日「根拠がない主張だ」と否定していた。

一方、東部ドネツク州でウクライナ軍の捕虜となった中国人兵士(33)が「仲介人に30万ルーブル(約50万円)を支払い、ロシア軍に入隊した」と話していることが10日分かった。

この兵士を捕らえた第81独立空中機動旅団の担当者が共同通信に明らかにした。

参照元:Yahoo!ニュース