暴行受け児童がPTSD、岐阜 町教委、いじめ重大事態認定

いじめをイメージした写真

岐阜県の町立小学校で昨年、男子児童が複数の児童から暴行を受けるなどし、いじめ防止対策推進法に基づく重大事態と認定された事案があったと男子児童の保護者らが8日、明らかにした。

児童は心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断され、不登校になったという。

町教育委員会は、第三者委員会を設置し、関係者への聞き取りを実施。

今年3月に取りまとめた報告書で、学校や教委の対応が不十分で「保護者の不信感を招いた」と指摘したという。

町教委は報告書を公表していない。

「この状況を重く受け止め、児童に明るく健やかな日常が一日でも早く戻るよう、丁寧に支援したい」とコメントしている。

保護者の弁護士によると、報告書では、当時4年生だった男子児童が昨年5~6月、他の児童に殴られたり、私物を壊されたりするいじめを受けたと認定した。

参照元:Yahoo!ニュース