ワトソン容疑者、国際手配停止か 反捕鯨団体が声明

国際手配をイメージした画像

反捕鯨団体シー・シェパード(SS)は8日、日本の調査捕鯨に対する妨害行為で国際手配された創設者ポール・ワトソン容疑者(74)が、国際刑事警察機構(ICPO)から手配の一時停止について通知を受けたと発表した。

ワトソン容疑者を巡っては、海上保安庁が傷害や威力業務妨害の疑いで逮捕状を取り、国際手配。

同容疑者は2024年7月、寄港先のデンマーク領グリーンランドで拘束されたが、当局の判断で同12月に釈放され、手配に抗議していた。

SSはワトソン容疑者の拘束を求める「赤手配」がICPOの情報システム上で一時停止されたと説明。

手配の妥当性に関する調査を経て今年6月以降に「最終決定」が下されるという。

海保は「ワトソン容疑者が赤手配の削除を要請し、ICPOが暫定的に赤手配の効力を一時停止したことは承知している。

国際手配の継続は重要と考えており、関係省庁と連携して適切に対応する」とのコメントを出した。

参照元:Yahoo!ニュース