岸和田市長選挙、新人の佐野英利氏が当選 女性問題で不信任の前市長ら抑える

選挙に立候補している議員

市長失職に伴う大阪府岸和田市長選は6日投開票が行われ、新人の郵便局長・佐野英利氏(45)が、前市長の永野耕平氏(46)ら3人を破り、初当選を果たした。

投票率は40.03%で、過去最低だった前回選(28.27%)を大きく上回った。

佐野氏は選挙戦で、24人いる市議の大半から支援を受け、街頭演説や市民とのタウンミーティングを通じて、市政に対する信頼回復を訴えた。

永野氏は、性的関係を巡って女性から提訴され、昨年11月、解決金500万円を支払うことで和解したが、市議会は同12月、「混乱を招いた」などとして不信任決議を可決。

永野氏は市議会を解散したが、今年2月に市議会は再び不信任決議を可決していた。

参照元:Yahoo!ニュース