「手術は終了 アメリカ好景気に」トランプ大統領が関税政策を正当化 NY株価大幅下落も強気姿勢崩さず フランス「残酷で根拠がない」カナダ「古い関係は終わった」

ホワイトハウスの外観を撮影した写真

アメリカのトランプ大統領は関税の導入を手術に例えて、今後、アメリカが好景気になると強調している。

アメリカ トランプ大統領「まあ、重病の患者である以上、予想されたことだ。アメリカ経済は、きのう、手術を受けた病人なんだ。今後、我が国は好景気に沸くだろう」アメリカのトランプ大統領は3日、市場の反応について「予想されたことだ」と話した上で、アメリカ経済を重病の患者、相互関税を手術に例えて、「手術は終了し、今は静養させているところだ」と説明。

今後、アメリカが好景気になるという見方を強調した。

一方、各国の反応は厳しいものとなっている。

マクロン大統領「今後、予定されているアメリカへの投資計画は、問題が解決するまで中止すべきだ」フランスのマクロン大統領は、トランプ氏がEU=ヨーロッパ連合への相互関税として20%を課すと発表したことを受けて、「残酷で根拠のないものだ」と批判した。

また、カナダのカーニー首相は3日、「アメリカとの統合を着実に深めてきた古い関係は終わった。これは悲劇だが、新たな現実でもある」と強調。

アメリカが輸入する自動車へ25%の追加関税を発動したことを受け、カーニー首相は報復関税を課すと表明している。

参照元∶Yahoo!ニュース