民放連 遠藤龍之介会長の辞任を正式発表 2月に辞意表明 フジの重大な人権侵害を受け 

辞任している人をイメージした写真

日本民間放送連盟(民放連)は2日、遠藤龍之介会長が同日付で会長を辞任したと発表した。

フジテレビの女性アナウンサーが同社番組の出演タレントから性暴力による重大な人権侵害の被害を受けた事案に関し、フジテレビに対する民放連の対応(厳重注意)が決定したことを受けての措置となった。

次の会長が就任するまでの間、堀木卓也専務理事が会長の職務を代行する。

同連盟は、2月5日に公式サイトで遠藤氏の辞意表明を発表していた。

任期は来年6月の総会までだった。

遠藤氏は3月19日に会見し、「私の出身のフジテレビの事案で多くの皆さんに民間放送に対する不信を招きかねない事態となってしまった」と説明。

「このような状況の中で民放連の会長を続けることは民間放送業界全体にとって決していいことではないと考え、民放連の辞任を決意した」と辞任の理由を語っていた。

参照元∶Yahoo!ニュース