俳優のヴァル・キルマーさん、65歳で死去 『バットマン』、『トップガン』に出演

蓮の花を撮影した写真

映画『トップガン』のアイスマン役や、『バットマン フォーエヴァー』(1995)のブルース・ウェイン/バットマン役で知られ、そのカリスマ性あふれる演技で観客を魅了した俳優のヴァル・キルマーさんが死去した。

65歳だった。

『トップガン』アイスマン役トニー・スコット監督の1986年の大ヒット作『トップガン』で、トム・クルーズ演じる主人公のライバル、海軍パイロットのトム “アイスマン” カザンスキーを演じ、一躍名を馳せたキルマーさんは、現地時間1日にロサンゼルスで肺炎のため亡くなった。

娘のメルセデスさんがニューヨーク・タイムズに明かした。

2015年に喉頭がんを診断され、2021年7月にカンヌ国際映画祭で初公開されたドキュメンタリー映画『ヴァル・キルマー/映画に人生を捧げた男』では、キルマーさんが気管切開チューブを使用している様子が描かれていた。

ハリウッドのサンフェルナンド・バレーで育ったキルマーさんは、その後も多くの名演で知られる。マイケル・マン監督の『ヒート』(1995)ではロバート・デ・ニーロの冷酷な部下を演じ、ジョン・フランケンハイマー監督の『D.N.A./ドクター・モローの島』(1996)ではマーロン・ブランドの狂気じみた助手役を熱演した。

さらに、フィリップ・ノイス監督の『セイント』(1997)ではスマートな犯罪者サイモン・テンプラーを演じ、シェーン・ブラック監督のフィルム・ノワールへのオマージュ作品『キス・キス, バン・バン』(2005)ではゲイの探偵ゲイ・ペリーを演じた。

また、クエンティン・タランティーノが脚本を手掛けたトニー・スコット監督作『トゥルー・ロマンス』(1993)では“助言者エルヴィス”を見事に体現し、『ワンダーランド』(2003)ではポルノスターでコカイン中毒のジョン・ホームズ役を演じるなど、その幅広い演技力で映画界に名を刻んだ。

その他、オリバー・ストーン監督の伝記映画『ドアーズ』(1991)ではジム・モリソンを好演し、ロン・ハワード監督の『ウィロー』(1988)、ジョージ・P・コスマトス監督の西部劇映画『トゥームストーン』(1993)などに出演した。

そして、2022年の続編『トップガン マーヴェリック』ではアイスマン役を再演、クルーズと再共演を果たした。

参照元∶Yahoo!ニュース