霧島連山・新燃岳、噴火警戒レベルを3に引き上げ 気象庁

新燃岳の外観を撮影した画像

宮崎と鹿児島県境にある霧島連山の新燃岳では28日頃から火山性地震が増加し、火山活動が高まっていたが、30日未明からは山体の膨張を示す地殻変動が見られたことから、気象庁は午前4時前に噴火警戒レベルを2から3に引き上げ、火口から、おおむね4キロの範囲で噴火による大きな噴石などに警戒を呼びかけている。

気象庁は午前3時53分に、霧島連山の新燃岳の噴火警戒レベルを2から3に引き上げた。

噴火によって大きな噴石が、おおむね4キロまで、火砕流が、おおむね2キロまで達する可能性があり、新燃岳火口から、おおむね4キロの範囲で警戒するよう呼びかけている。

気象庁によると、新燃岳では28日頃から火口直下を震源とする火山性地震が増加するなど、火山活動が高まっていたが、30日午前2時頃からは、山体の膨張を示す地殻変動が観測されている。

新燃岳の噴火警戒レベル3は2018年以来のことだ。

参照元:Yahoo!ニュース